電話だけでなく、インターネット上などでも簡単にプロバイダを乗り換える契約をすることが可能となりましたが、簡単にできる手続きだからこそ、落とし穴には気をつけたいところです。
解約期間の確認をしよう!
まずは違約金、契約解除料金の発生についての確認が必要です。
プロバイダによっては、入会時に同時申し込みとされている場合が多く、3年、あるいは2年縛りの契約とされている場合もあります。
そのほかにも、更新月以外の解約に違約金が発生するといった、いわゆる自動更新のプランについても確認が必要です。
自動更新プランの注意点
この自動更新のプランでの申し込みであった場合、1年あるいは2年ごとの1ヶ月間のみが違約金なしの解約可能月となるため、2年または3年ごとに1ヶ月間のみが解約可能となります。
また回線業者によってはプロバイダ契約とセットの場合があり、プロバイダを解約すると回線自体も解約となってしまう場合があるので注意が必要です。
その際は光ファイバー回線の回線事業者からも違約金や工事費の残債の発生の可能性もあります。
インターネット接続設定をやり直さなければならない
違約金や契約解除料については、乗り換えの申し込みをする前にプロバイダや光ファイバー回線の事業者へ確認することでトラブルを未然に防ぐことができますが、光ファイバー回線は既設であるためインターネットの接続設定を再度やり直す必要があります。
回線既設のためルーターに接続設定をするのみですが、設定に慣れていないと難しく感じるかもしれません。
ルーターの管理画面から設定を行う場合
自宅の設備、またはレンタルしている機器の種類によっても設定は異なります。
たとえばルーターを持っていてルーターに設定をしている場合、コントロールパネルからの接続設定ではなくルーターの管理画面にログインをして設定をする必要があります。
最近では、遠隔操作のサービスで乗り換えの際は簡単に設定をしてくれるプロバイダーも増えてきているので、事前に確認しておきましょう。
ルーターの管理画面にログインして設定を行う場合、必要になるのが接続用のIDとパスワードになります。
解約スケジュールは計画的に!
このプロバイダーの接続用のIDとパスワードはプロバイダから提供されますが、書面で発行される企業がほとんどのため、書面の到着までは接続設定はできないといった可能性もあります。
その場合、前のISP(インターネット・サービス・プロバイダ)の解約を先にしてしまうと接続ができない、インターネットの利用ができない期間が発生してしまうといった事態を招きかねませんので、注意が必要です。
まずは契約内容の確認から
高額なキャッシュバックや電話での勧誘につられて申し込みを行ってしまい、思ったよりも作業や手間に時間を取られ、不快な思いをすることのないように気をつけましょう。
まずは自分の契約内容がどのようなものなのか電話やメールで問い合わせしてみることをおすすめします。